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北海道のオール電化|エコキュート導入による節電

 

2011年の東日本大震災以降、全国的に電気料金の値上げに関しては厳しい状況です。
北海道も例外ではなく、離婚前に暮らしていた旧宅での電気料金を例にあげて値上げ前年と現在を比較してみますね。

2015年に、家族がひとり増えました。
東日本大震災翌年の2012年から、この4年間で元夫の手取り総額は15万円増(三女の家族手当含む)でしたが、支出の増加にはついていけず。

節電を意識した生活は続けていますが、現状は電力消費量が2400kWh下がったにも関わらず、8万1823円も支払い額が増えていました。

そんな現状を打ち破るべく太陽光発電のメーカー担当者から連絡がありました。
エコキュートにしてはどうか?という話です。

エコキュートにすると節電できるのか

ほくでんの対応

2013年9月以降、軽減措置の有無も含めると電気料金の値上がりは計3回に及びます。

ほくでんは石狩湾新港に火力発電所の建設をしていて、2019年2月に1号機の営業運転が開始されました。
2号機は2026年12月、3号機は2030年12月に営業運転開始が予定されています。

火力発電所は燃料種の多様化、電源の分散化、既設火力発電所の経年化への対応と書かれていて、安定供給のためではあるでしょうが電気料金の値下がりは期待できませんね。

>>>石狩湾新港発電所の必要性 – 北海道電力

どのくらい電気料金は上がっているのか

値上げ直前の単価だと、現在の電力使用量ではいったいいくらになるでしょう?
ということで、当時の単価を使って金額を出して一覧表にしました。

今回使った電力消費量は、2016年3月~2017年2月です。
(三女が自宅に戻ってから1年間の消費量)

 

2013年8月の単価を使った電気料金

下記の条件で計算していきます。

ドリーム8

  • 基本料金:1365.0円
  • 電気温水器マイコン割引:252.0円×5kVA

ホットタイム22ロング

  • 基本料金(11~4月):640.5円×6kVA
  • 基本料金(5~10月):283.5円×6kVA

※ホットタイム22ロングは力率85%超過のため0.5%割引

  • 燃料費調整単価:0.63円
  • 再生可能エネルギー:0.35円

※どちらも値上げ直前(2013年8月)の価格

※燃料費調整単価・再生可能エネルギーは変動しますので、実際の数値とは誤差が生じます。

2013年8月と2017年2月の単価で電気料金を比較

1年間で8万4395円と出ました。
冬期間(厳寒期)は1万円ほどの負担増になっているんですね。

想像の範囲でシミュレーションする

担当者からの提案

  • 電気設備:給湯暖房一体型から、ヒートポンプ式の電気温水器と温水暖房器へ
  • 電気料金のメニュー:ドリーム8+ホットタイム22ロングから、2017年4月からの新プラン「eタイム3プラス」へ

 

従来のeタイム3(2017年3月末日で新規受付終了)に代わるものです。
暖房費融雪割引額といった形で、12月~3月の電力量料金(燃料費調整前)の10%が割引となるようです。

>>>ほくでんの電力料金メニュー一覧

 

ここから先は「設備を入れ替える」と想定して、いったいどの程度の削減になるのかを計算していきますよ!

eタイム3プラスでのざっくり計算

ドリーム8(普通の電気料金)分

  • ドリーム8:夜間(22-6時)の電気料金が安いプラン、昼間は3段階で上がっていくため使えば使うほどに単価が高くなる。
  • eタイム3プラス:夜間がこれまでより2時間(22-8時)長い、朝・晩の単価が同じで昼間の単価が一番高いプラン。

 

エコガイドTV(三菱の太陽光発電に付属の機器)のグラフより、ざっくりと(・・・・・)値を拾って配分しました。
ここでは純粋な「電力使用量」のみ計算して、下記の項目に関してはあとから加えることにします。

<あとから加える項目>

  • 基本料金
  • 燃料費調整額
  • 電気温水器(マイコン割引)
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

 

ホットタイム22ロング(暖房)分

ホットタイム22ロングは、16時~21時のうち2時間分の通電をカットした、22時間分通電されるプランです。
最低使用期間(6ヶ月間)があります。

こちらは、時間帯や段階的に上がることはなく一律です。
恐らく気温の下がる朝晩の電力消費量が多いのだと考えられますが、明確な情報が見つからなかったので等配分しました。

eタイム3プラスへ変更した場合

ドリーム8・ホットタイム22ロング、上記2つを合算して設備の入れ替えメリットを算出します。
担当者に確認したところ、「ほくでんからの発表」とのことで下記の回答が得られました。

  • 給湯機:ランニングコストは60%カット
  • 温水暖房器:トータルで74%程度まで削減できるだろう

 

給湯器はパナソニックです。
ホームページによると、基本料金と燃料調整額を除くと25%とも書かれています。

>>>特長|低ランニングコスト|パナソニックエコキュート

 

うーん、よくわからない(笑)
どんな計算式を持っているんでしょう、ほくでん?
本当にざっくりと検証しているので、例え話のひとつとして聞いてくださいね(。-`ω-)

担当者からのシミュレーションに近い65%で計算してみます。

  1. eタイム3プラスの単価で計算した電気料金を合算
  2. はぶいておいた項目を加える

 

暖房費融雪割引額がある12月~3月の割引率が高くて、夏が低いことは想像できるので下記のようにします。

  • 12~3月:10%減(暖房費融雪割引額)
  • 4~6月・10~11月:5%減
  • 7~9月:20%増

 

eタイム3プラスの計の部分で、基本料金などのはぶいておいた項目を加えてあります。
8万7313円削減できると出ました。

ここから先は、8万7000円で計算していきます。

売電でどのくらい負担を減らせるか

前回同様、2016年3月~2017年2月の売電金額を使っています。
現在の売電価格(左表)は、10年固定の余剰買取で単価は48円(本来は2020年8月まで)です。

いわゆる「太陽光発電の2019年問題」ですが、11年目以降の単価は8円と発表されています。
>>>FIT制度の買取期間満了後の当社買取価格等について/ほくでん

 

  • 半額の24円程度まで下がってくる
  • 今まで48円だったユーザーに対して多少の優遇がある
  • 買電価格と同じくらいになる
  • 10円台前半まで下がる

 

いろいろ言われていたけれど一桁とはひどい話ですね。
(8月で区切るのが面倒くさくて、ここでは1月スタートで区切っているのは内緒)

当然ですが、単価が高い方が家庭への負担が少なく済みますね。

10年目まで
1年メリット8万7000円+売電金額7万円=15万7000円

11年目以降
1年メリット8万7000円+売電金額1万1000円=9万8000円

お得意様価格での見積
1万2000円×12ヶ月=14万4000円/年

10年目までは1年メリットと売電収入がローンを上回るので、家計からの持ち出し金が発生しない計算です。
11年目以降は足りていませんね。

家計への負担は少なくないようだ

ローン総額 216万円

1~3年目 (8万7000円+7万円)×3年=47万1000円
4~15年目 (8万7000円+1万1000円)×12年=117万6000円

合計額は164万7000円。
上記の計算から、設備を入れ替えるための家計への負担は51万3000円です。
なかなか厳しい数字ではないでしょうか?

メリット・デメリット

二重ローンのリスク

給湯暖房一体型のものを使用していますが、10年を超えると故障のリスクが高くなると言われています。
メーカーでの部品の保管も目安は10年です。

家電もそうですが、当り外れがありますから絶対はありません。15~20年使用できるという話もあります。

リスクとなるのは、給湯か暖房のどちらかが壊れると、共倒れするということ。
修理できずに取り替えとなれば費用は200万円前後です。

北海道のオール電化|エコキュート導入による節電

 

壊れていない設備を入れ替えることへの罪悪感や、もったいないと思う気持ちも多少はあります。

それ以上の不安がひとつ。
ローンの支払いが終わるまでの間に設備が修理できない状態になった場合はどうなるの?といった点です。
新たに設備を入れ替えて二重ローンになったら破産です。

これに関しては回答を貰いました。

高い設備を設置するので、故障したら修理して長く使うと考えるようになってきました。

 

これって当然といえば当然ですが、よほどのことがなければ二重ローンという悲惨な状況は免れそうです。
そして給湯器と暖房機を分離させることで、共倒れのリスクも回避できます。

そして、どちらにしてもローンをひとつ増やすことがネックになりますし、そもそもローンの審査に通らないのではないか?という心配も。
担当者には事前に伝えてありますが、住宅設備のローンは通りやすいと聞きました。

【追記】その後の流れ

2017年5月、エコキュートを導入しました。
設備投資をしてもしなくても、オール電化住宅にとってはいばらの道ですね。
今のままでは将来に不安しかありません。

ABOUT ME
むっちー
三姉妹シングル母さん@北海道。 貝柱2年目(not 大黒柱、まだまだ頼りない世帯主) 直感で動くタイプのくせに、現実を見過ぎて足が止まるのはトシのせいか。 子どもたちは中学生・小学生・幼稚園児、毎日が体力勝負だけれど笑顔で楽しむスタイル。